ASD当事者の私がおすすめの発達障害の人に向いている副業

副業

「ネットで副業を検索してみたけど、情報が多すぎて選べない」

「YouTubeを見たけど、みんな言っていることが違くて、どうすればよいかわからない」

副業を探していて、こんなふうに思ったことはありませんか?

ネットの情報は全くのウソではないのですが、誇張されていたり情報量が多すぎたりで逆にわかりにくいです。

それに、副業について書かれている情報が薄すぎて、本当に自分に向いているのかわからないという人もいるかもしれません。

そんな人向けに、副業歴10年以上でASD当事者の私が『発達障害の人に向いている副業』を説明します。

やっちゃダメな副業

向いている副業を説明する前に、やってはダメな副業を紹介します。

それは、FXです。

私は当事者会に行っていた時期がありますが、そこでFXで失敗したという人の話をいくつか聞いたこともあります。

私自身も、ASD診断される前(2011年頃)ですが、FXをやっていた時期があります。

けど、FXは全く自分には向いていませんでした。

経験者ならわかると思うのですが、FXは自分の保持しているポジションの値動きが気になって仕方がないです。

ASD持ちの私にとっては、秒単位で変動する通貨を売買するのは、メンタル的に無理でした。

というわけで、FXはおすすめしません。

向いている副業

発達障害の人は自分の特性が有利に働く副業をした方がよいです。

ASDであれば、興味のあることには長時間集中して取り組めたり、計画的に作業をすることができたりといったことです。

それらの特性を活かせる副業をすれば、成果が上がりやすいし、モチベーションを保ちやすいです。

じゃあ、どんな副業がよいのか、私の経験を踏まえて紹介していきます。

物販(せどり/輸入/輸出)

せどりなどの物販系は、ASDの人には向いています。

人と対面のコミュニケーションをする必要がないのに加えて、商品知識や相場観を養うことで稼げるようになります。

販路はAmazon / メルカリ / ヤフオク / eBayなどで、どれもユーザ数が多く、商材を間違わなければよく売れます。

物販系は長く続ければ、商品知識や増え、相場も読みやすくなるので、コツコツを努力できるASDには最適だと思います。

私は昔はアフィリエイトを中心にしていましたが、収益が安定しないことがあるので、せどりにシフトしました。

アフィリエイトのような爆発力はないですが、安定して売り上げが見込めるのがメリットです。

イラスト販売

イラストを描ける人やAI生成できる人なら、イラスト販売も副業には最適です。

販路としては、DLsiteなどになります。

注意点としては、DLsiteは2023/5/11にAIイラストの販売ができなくなりました。私もAIイラストを販売して、結構売れていたので、ダメージは大きかったです。

イラスト販売のメリットは自分の作品が増えるほど、収入も増えることです。

また、せどりのように在庫も発生しないので、金銭的なリスクも少ないです。

イラストは、立ち絵のようなものから、ゲームの使われるアイコンやオーナメント、PRGツクール用の素材など、種類もさまざまです。

ASDの人はキャラクターの立ち絵のような複雑なイラストよりも、ゲームで使用するアイテムのアイコン(ドット絵)のようなものの方が向いています。

イラストの販売もせどりと同様に、長く続けた方がメリットが大きいので、やる気があるならすぐに始めた方がお得です。

ゲーム販売

イラスト販売と似ていますが、DLsiteではゲームの販売もできます。

イラストと違う点は、ゲームはAI画像を使ってもOKという点です。イラスト集をそのままゲーム化したようなものはダメですが、キャラクターにAI生成した画像を使ったりといった範囲ならOKみたいです。

ゲーム作成は、プログラミングやイラスト作成に音楽作成など作業が多岐にわたるので、ハードルが高いですが、イラストや音楽は素材を購入やAI生成で何とかなるので、プログラミングができればオリジナリティのあるゲームは作れます。

ただ、生活費を稼ぐレベルでやろうとするとかなりハードルが高いので、私のようにプログラミングが趣味の人がそのの延長でやるくらいがちょうどいいと思います。

ちなみに、ゲームのジャンルにもよりますが、意外に結構売れます。

自分に合った副業を選ぶ

いろいろな副業を紹介してきましたが、副業をやるときに最も大事なのは、自分に合っているかどうかです。

稼ぎたいからと言って無理に副業を続けても、メンタルが壊れるだけです。

私の知り合いで、プログラミングの副業をして鬱になった人がいましたが、副業で病んでしまったら元も子もないので、自分に合った副業を選ぶことが大事です。

副業というと、真っ先にアフィリエイトやせどりを思い浮かべる人も多いと思うのですが、ネットにはいろいろなサービスがあるので、副業にならないスキルなんてないと思います。

是非、自分の発達障害特性にマッチした副業を見つけてみてください。

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